Dr Makoto’s BLOG

ジンギスカンと顔の見える関係

クリニック2018.01.20

クリニックに通院されている患者さんのなかには、院外で様々なスタッフが関わっている方もおられます。
ケアマネジャー・訪問看護師・訪問介護士・訪問薬剤師・訪問リハビリテーション・通所リハビリテーションなどなど…。

患者さんに関わるスタッフ間の情報交換は、書面にて行われることが多いですので、
毎日のように大切に書類を作成しています。
電話での情報交換もしていることが多く、とくに患者さんやご家族の様子に変化があった場合や、
書類ではなかなか伝わりにくい内容のときに、電話での情報交換は患者さんのみならず、
双方スタッフの安心にもつながるのです。

一昨日「在宅ケア連絡会の連絡会 新年交流会 広げよう地域ネットワークの輪」にクリニックも参加してきました。
札幌市では区の単位で多くの病院・診療所・事業所が集まって、患者さんの在宅ケアがスムーズにすすみ、
さらに質が向上するための勉強会や検討会を日頃より行っています。

今回は札幌市全区からのスタッフが800名!ほど集合し、新年交流会を行いました。
大きなビアガーデンで、ジンギスカンを囲みながら、色んなスタッフと交流を深め、顔の見える関係をつくるという会です。

ジンギスカンをお腹一杯食べることができなかったことは、いささか心残りではありますが(笑)、
普段はなかなか直接お会いする機会が少ないスタッフと関係を深めることができたことに大満足でした。

人と人がする仕事ですので、気持ちのつながりはあればあるに越したことはありません。
スタッフどうしお互いに気持ちよく仕事をすることが、患者さんの在宅ケアの向上につながると信じています。 

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩