Dr Makoto’s BLOG

行司の胴上げ

クリニック2020.03.22

大相撲。
普段はニュースで結果をみるくらいだったのですが、自宅にいる時間が長くなったこともあり春場所を観る機会が増えました。
 
史上初めての無観客、初日は何とも言えない違和感がありましたが、慣れってすごいものですね。力士どうしがぶつかり合う音や息づかいがダイレクトに伝わってきて、いつも以上に迫力を感じることもできます。
観客がいないなかで力士はどうやってモチベーションを保つのだろうと心配していましたが、それも取り越し苦労でした。とくに千秋楽で勝ち越しがかかる取り組みでは、真剣勝負な力士の姿に興奮してシビれました。
 
そして、表彰式を終えてから、最後の最後に行司が胴上げされる「神送りの儀式」まで観ることができたのは、いつもとは違う本場所のおかげと言えるかもしれません。場所前の土俵祭りで土俵に迎えた神様をお送りするために、行司を胴上げする意味があるのだそうです。いつもはテレビ中継終了後に行われていますが、今回は優勝力士インタビューなどがなかったこともあり、テレビで観ることができる貴重な機会となったそうです。
 
色んな意味で貴重な本場所であったことは確かですが、様々なジャンルのイベントが安心して開催される日が来ることを待ち望むばかりです。
 

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩