Dr Makoto’s BLOG

パン!と筋肉を叩いてみる

クリニック2023.08.21

お盆を過ぎて夜は過ごしやすくなり、秋の気配も少し感じるようになってきました。それでもまだまだ日中は夏空続きで、暑い日が続いています。どうかご自愛ください。
 
先日山歩きをしていたところ、右の踝(くるぶし)がヒリヒリと痛むようになってしまいました。最初は気のせいと思っていましたが、歩いていてもなかなか痛みが引きません。どうしたものかと、靴を脱ぐと踝が少し赤くなっています。右の踝が靴にあたっているようで、靴下を重ねたり、分厚い絆創膏を貼って応急措置をしますが、なかなか良くなりません。今の靴を履き始めて2年ちょっと、これまでこのような痛みはなかったのにどうしてだろうと不思議に思っていました。
 
そこで靴の相談に登山用品店へ行ったところ、靴のスペシャリストのベテランさんが細かく相談に乗って下さいました。立ったときの姿勢や脚の筋肉の付き方などを細かくみながら、「このインソール(中敷き)を使ってみましょう」と調整してくれたところ…あらっ、痛みが全然ない。あんなに痛くて、これから靴合わせで苦労するのかと、途方に暮れていたのに、踝の痛みが嘘のように消えたのです。
 
そのスペシャリストさんによると、私は左脚の筋肉が付き過ぎて、左脚を効き足のように使って歩いているようで、立った時の姿勢も若干左側へ傾いているようです。右利きの私はてっきり右脚が強いのだろうと思い込んでいましたが、確かに太腿は左がだいぶ太くなっているのです。ここ2年くらい下半身のトレーニングに時間をかけて、だいぶ脚が疲れにくくなったと思っていたのですが、おそらくバランスよく鍛えることができずに、右踝の痛みにつながってしまったようです。バランスの歪み…私も患者さんとよくお話ししていることではありますが、いざ自分にまで注意が届いていませんでした、反省。
 
ちなみに、バランスよく筋肉をつけるコツを聞いたところ、「パン!と筋肉を叩くに尽きる」と話しておられました。太腿でも腕でもを、筋肉をパン!と叩いて、そこに意識を集中させてトレーニングするだけで、筋肉の付き方が変わるそうです。しばらく私はパンパン筋肉を叩く生活が続きそうです。右脚の叩き過ぎもかえってバランスを崩してしまいますので、何事も過度は禁物ですね(笑)。
 

  ~利尻空港からの利尻山

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩