Dr Makoto’s BLOG

夏の273と十勝三股 ~白樺並木と三股山荘

旅行2026.07.11

梅雨がないとされている北海道でも、曇りや雨の日が続くことを、蝦夷梅雨と呼んだりします。今週はまさに蝦夷梅雨、雨が多く、気温も高くて寝苦しさを感じた方もおられたのではないでしょうか?
 
カラっと晴れた7月最初の週末に、十勝から東大雪へ行ってきました。土曜日の昼過ぎに札幌を出発し、車で上士幌・糠平温泉郷へ向かいます。夏の晴れた日は道東へ向かう方も多いようで、道東自動車道はたくさんの車で賑わっています。眩しいくらい晴れの下を進んでいき、やがて日勝峠を超えると、目の前に十勝平野がパッと開けます。この瞬間は、何度経験しても気分が上がります。
 
道東自動車道を降りると、大好きな国道273号に入ります。士幌から上士幌にかけての、真っすぐな道に平らな畑と白樺が続く風景は、「ザ・十勝」です。十勝にある道の駅はどこも人気で、たくさん並んでいるキャンピングカーは、夏のハイシーズンが到来したことを感じさせます。上士幌の平らな市街地を越えると、一転して山に囲まれた風景へと変わっていきます。車が一気に少なくなり、30分ほど進むと、ちょっと古めかしい雰囲気の糠平温泉郷に着きます。サラサラとした泉質と、糠平湖・東大雪に囲まれたとても静かな雰囲気が、今年も来ることができて良かった!と思わせてくれます。やがて日が暮れていき、はやめに車中泊で明日に備えることにします。
 
翌朝の3時半に目覚めると、糠平は霧がかかっていて、まだまだ暗いなか、国道273号を30分ほど北上していきます。国道から脇道の林道を進むこと12km、東大雪のユニ石狩岳が、今回の一つの目的地です。東大雪山系のひとつユニ石狩岳は、大雪山に加えて北見や阿寒にかけての山々も見渡すことができます。道中は予報通り綺麗な晴れのなかを登っていきますが、意外にも下山まですれ違う方はゼロで、まさに貸し切りの静かななかを歩いてきました。
 
昼前に下山し、林道から国道273号に戻ると、カラっと晴れた、爽やかな白樺並木が続いていきます。そして10分ほど進んでいくと、もう一つの目的地、十勝三股に着きました。国鉄士幌線の終着駅で、かつては1200人ほどの人口があった十勝三股は、現在2家族のみが住む地域です。その一家族が営業している三股山荘、白樺並木にぴったりのログハウスのカフェレストランです。店内には国鉄士幌線のジオラマが展示され、女性店主と十勝三股の生い立ちや東大雪のあれこれを話しながらいただく食事は、なんとも言えない夢のような時間になりました。
 
これからの夏本番、今年はどんな夏になるのでしょう?
 
 
国道273号・十勝三股の白樺並木

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩

Archive月別アーカイブ