Dr Makoto’s BLOG

落ち葉を拾っては

クリニック2018.11.06

札幌市内の紅葉もピークを超え、だいぶ落ち葉が目立つようになってきました。
毎朝起きては、自宅のテラスに積もった落ち葉を拾うのが最近の日課になっています。

美しい紅葉には毎年うっとりとさせられますが、樹木にしてみたら季節の変化に従って花を咲かせ、葉を茂らせ、実をつけ、そして落葉しているだけのことなのかもしれません。自然のごくごく当たり前の流れで、普遍的なものに抗わずにいるだけのようにも思えます。

私たちは毎秋に紅葉を観ることができるのですが、(すくなくとも私は)そのとき感じているいろいろな気持ちや思いを介して紅葉を観てしまいます。

人の一生という大きな時間軸からしたら、きっと、紅葉のときに感じている気持ちや思いは実に小さなものでしょう。気持ちや思い、そして身体のことにしても、「成るものは成る、成らないものは成らない」…自然のように、普遍的なものに抗わない気概を据えることができたら、どれだけ楽なのだろうとも感じます。

もう少しで初雪を迎える頃ですね。
初雪を観るときに、みなさんはどんな気持ちや思いを感じておられるでしょうか。

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩