クリニック2026.02.16
週末は春を先取りするような暖かさがやってきました。熱戦が続いているミラノ・コルティナオリンピックは、時差の影響が悩ましく、平日はどうしてもライブ観戦が限られてしまいます。
そんななか、楽しみにしていたスキー・モーグルは帰宅してからの競技時間帯ということもあり、ご覧になった方も多かったのではないでしょうか。
男子のシングル・モーグルでは、圧倒的な優勝候補の堀島選手とキングズベリー選手を超えて、伏兵のウッズ選手が金メダルという、劇的な展開に興奮しました。ちょっと複雑な気持ちにもなりましたが、これがオリンピックと感じさせられました。
そして、その後のデュアル・モーグルではキングズベリー選手が金メダルをつかみ取り、堀島選手とグレハム選手が表彰台を分かち合いました。ここ数シーズンのトップ3が期待通りのパファーマンスを発揮してくれたことに、ホッとしたというのが正直なところです。惜しくも3位決定戦で敗れた札幌の島川選手には大きな夢をみせて頂きました。
週末は早起きしてスキー・ジャンプやフィギュアスケートをライブ観戦することができました。
スキー・ジャンプの道産子・二階堂選手は、まさに破竹の勢いでオリンピックを迎え、一戦ごとにどんどん力強さが増していっています。ラージヒルの銀メダルは素晴らしい成績ですが、最後のとても悔しそうな表情が印象的でした。そして、スキー・ジャンプでも圧倒的な優勝候補のプレブツ選手が、ノーマルヒル6位の悔しい結果を乗り越えて、ついにラージヒルで金メダルをつかみ取りました。最後のガッツポーズをみては、彼の背負っていたプレッシャーを想像すると、一応援者としてスッと納得させられるような瞬間でした。
一方で、フィギュアスケートでは、世界中が目を疑うような結末となりました。やはり圧倒的な優勝候補のマリニン選手が、残念ながらこれまでみたことのないような演技となってしまいました。私たちには想像がつかないほどのプレッシャーがのしかかっていたのではないでしょうか。北京オリンピックで金メダルをつかみ取ったネイサン・チェン選手ように、彼の底力をこれからも応援していきたいです。金メダルのシャイドロフ選手の演技は圧巻、鍵山選手と佐藤選手の演技も感動的でした。土曜日の朝に、興奮冷めやらぬなか出勤したことは、貴重な思い出となりそうです。
「夢に届くのもスポーツなら、夢に届かないのもスポーツ。そして、夢に向かって努力するのがスポーツ。」フィギュアスケート、ミシェル・クワン選手の言葉です。世界選手権を5回優勝し、やはり圧倒的なオリンピック金メダル候補と言われ続けてきた彼女でも、オリンピックの金メダルは叶いませんでした。スポーツにだけに止まらない、大きな気付きを与えてくれる言葉です。
彗星のように出てくるチャンピオンにも興奮しますし、圧倒的な実力者がしっかり金メダルをつかみ取る姿にも興奮します。あと1週間は、ちょっと眠気を感じながらも、気持ちが揺さぶられる時間が続いていきそうです。
~天人峡・化雲岳ルートからみる大雪山・旭岳


廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
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