Dr Makoto’s BLOG

なよなら夏の日 ~冬にむけてのリハビリテーション

クリニック2021.08.29

この週末は久しぶりに真夏日となりました。
8月の上旬まで暑い暑い日が続いていたので、なんだか懐かしさを感じさせる暑さでした。
今年の夏もこれで終わりかな、と意気消沈していたところ、ちょうどラジオで山下達郎の「さよなら夏の日」が流れてきました(だいたいこの時期に曲を流すのだそうです)。ジーンと沁みる名曲・・・はい、やはり夏は終わりのようです。
 
これからの冬に向けて、クリニックの患者さんでリハビリテーションを外来から訪問に切り替える方が増えてくる時期です。
冬の期間は通院がなかなか大変になるため、11月から3月の期間のみ訪問リハビリテーションに切り替える患者さん、或いはコロナ禍のため外来リハビリテーションをしばらく控えていたところ今回訪問リハビリテーションを導入することになった患者さんなど、色々な目的や事情で訪問リハビリテーションに切り替えておられます。
 
たとえばパーキンソン病のリハビリテーションである、基本的な筋肉のマッサージ・リラクゼーション・可動域の調整・体幹バランス訓練は、特別な装置がない自宅で行うことも十分可能です。
訪問リハビリテーションでは、自宅の環境(普段利用しているベッドや椅子の形や配置、トイレや洗面所までの動線といった自宅の間取りなど)と患者さんの症状を照らし合わせていきます。そして、とくに優先順位が高いリハビリメニューを組んでいき、患者さんごとに必要な生活動作を安定させていきます。
 
訪問リハビリテーションに興味があるんだけどどうしたらよいのか・・・という方は遠慮なくスタッフへご相談ください。
スタッフが訪問リハビリテーションの導入調整も行っています。

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩