クリニック2025.12.08
週末の最高気温は9℃まで上がりました。同じ気温でも、10月だとブルっと寒く感じますが、12月ではポカポカと暖かく感じるのが不思議です。たしか昨年の12月は雪が少なかった気がするのですが、1年も経つと記憶は曖昧になっています。冬に入ったこの時期は、「今年の冬は雪がたくさん積もるのかなぁ?」とソワソワするのがお決まりになっています。
久しぶりのツルツル路面…慣れないうちは、道産子でも緊張しながら歩いているのではないでしょうか。冬に入ったばかりのこの時期が、慣れていなくて、いちばん転びやすいような気がします。あまり足を持ち上げず、つま先と踵を同時に接地して歩く、いわゆる「ペンギン歩き」。ツルツル路面を何回か歩いていくうちに、あの感覚がよみがえってきて、ツルツル路面でもだんだん楽に歩けるようになっていきます。道産子あるあるです。
冬のツルツル路面。交通量が多い交差点は路面がとくにツルツルしやすく、難易度がMAXとなります。その交差点を目の前にして、いざ信号が青になると緊張しながら踏みしめるように歩いていきます。そして、「交差点を渡り終わった!」とホッとしていると、最後にある歩道との微妙な傾斜にツルン!といってしまうこともあります。やはり、最後まで気を抜いてはいけないということのようです。
札幌駅北口を出てからクリニックに向かう途中にある、家電量販店前の大きな交差点。私が札幌で一番難易度が高いと思っている交差点で、シーズンに一度はツルン!といってしまう難所です。交通量が多いため、真冬はまるで鏡のようにピカッと輝いてしまうこともあり、クリニックの通勤でいちばんハラハラする場所です。毎日この難所を越えての通勤というのは、我ながら褒めてあげたいと思ってしまうこともしばしば。
この難所を避けるため、クリニックからの帰り道は、真っ先に家電量販店に入って、店内を歩いて移動するのがお決まりになりました。そのままデパートの方へ歩いていくと、あの難所を迂回することができるのです。あまり大きな声では言えませんが、ながくクリニックに通っている患者さんも同じルートを使っている方が多いようです。
クリニックの患者さんには、どうかくれぐれも安全に通院されることを祈っています。「こんなルートだと、冬道でもクリニックに辿り着きやすいよ」といったアドバイスがありましたら是非教えてくださいね。
~北アルプス・雲ノ平山荘


廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
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