クリニック2026.01.12
あんなに暖かった12月が、遠くに霞んでしまいました。年が明けて一気に雪がつもり、寒い日が続いています。「帳尻合わせ」という言葉、普段の生活ではあまりつかう機会がなく、もっぱら北海道の冬の季語のようになっていますね。
「難病手帳」に挿まれている、特定医療費の受給者証。クリニックの患者さんでもお持ちの方が多い、A5サイズの黄色い紙の証書です。すでに受給者証をお持ちの方は、昨秋までに更新手続きを済まされたことと思います。令和7年分の有効期間が終了し、この1月1日から新しい受給者証の利用が開始となりました。
例年11月から12月にかけての診察室では、「新しい受給者証は届きましたか?」と、患者さんへ会話の中で何気なく尋ねるようにしています。多くの患者さんは令和7年分の受給者証と一緒に、令和8年1月1日からの新しい受給者証を、すでに難病手帳に保管しているようでした。そのような患者さんは、1月に入っても、新しい受給者証をそのままクリニック受付へ提出することで、医療費助成を滞りなく受けることができます。
さて、年が明けた1月の診察室では、毎年のように密かにヒヤヒヤしていることがあります。それは「新しい受給者証を持参するのを、忘れてしまう患者さんがいないだろうか…」ということです。もし受給者証がないと、原則は一度通常の(1割~)3割自己負担になってしまいます。なかにはとても高額な薬剤を使用している患者さんもおられますので、とても負担が大きくなってしまうのです。
クリニックでは、毎年夏の更新時期になると、「対象の患者さんが、更新に必要な臨床個人調査票を作成したか」を確認するようにしています。ごくごく稀ですが、臨床個人調査票を作成していても、様々な事情で患者さんが保健センターへ更新書類の提出を忘れてしまい、更新手続きが済んでいないことがあります。
新年の診療が開始して1週間が経ちました。幸い、これまで受診されたみなさんは、新しい受給者証を持参し受診されています。新年を感じさせる、密かなヒヤヒヤです。今年は、みなさんが無事に新しい受給者証をお持ちになることを願っています。(もしや?と心当たりの方がおられましたら、お早めにご相談ください)
~然別湖と東大雪の山々


廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
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