Dr Makoto’s BLOG

水汲み体験

旅行2017.08.15

お盆を迎え、気づけば夏もそろそろ終わりの時期でしょうか。
思い起こせば、7月は暑い日が続いたものの、一転して8月は夏らしい暑さが少なく、
このまま終わってしまうのは何とも寂しい気がしてしまいます。

涼を求めて、という訳でもありませんが、お盆に京極町のふきだし公園に行きました。
羊蹄山麓から湧き出る、道産子にはお馴染みの銘水です。
数年ぶりに訪れましたが、実に緑が豊かで、岩の上にみえる清流は、
ずっと見ていても飽きない、まさに癒しの世界ですね。

勢いで思わず生水を飲んでしまいましたが(笑、煮沸するように案内にも明記されています)、
軟水だけあってとても飲みやすく、たっぷりと水を汲んで、さっそく家でコーヒーにしていただきました。

まだまだわかっていない神経難病の原因ですが、いろいろな方と話しをしていると
「とある病気に『水』が関係しているのではないか」といった話・仮説をときどき聞きます。
因果関係はわかっておらず、ある種のロマンのようにも聞こえますが、
毎日飲む水だけに、ちょっとその影響も気になってしまいます。
水素水がパーキンソン病の進行予防に良いのではと言われたこともありますが、
まだはっきりとした結論は出ていないようです。

水そのものの効用も気になるところですが、
「緑の多い場所で」「心から気持ちよく」水を飲むという行為自体が、
ドーパミンやセロトニンを分泌させ、身体にきっと良いのではないかと、そんなことを感じた水汲み体験でした。 

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩