音楽2026.03.23
気付けば3月も終盤に差し掛かり、プロ野球のシーズンが開幕間近となりました。最近の患者さんとの診察室では野球の話も増えてきて、みなさん今シーズンにかける想いは熱いようです。一喜一憂する日々が続き、刺激が加わっていきそうなのが今から楽しみです。
この週末は久しぶりに夜更かしをしてしまいました。私の夜更かしの定番といえばYouTubeです。何故か夜遅くなるとYouTubeで色んな音楽を聴き比べしたくなり、気付くと夜中になっている…毎度のことながら、懲りない夜更かしをしています。
今回聴き比べのスイッチが入ったのは、ショパンのバラード第4番です。きちんと初めて聴いたのは大学時代の頃でした。当時はとにかく手頃に買えるCDということで、名ピアニストの廉価版CDを一枚1000円で買うことができ、そこで初めて買ったのがルービンシュタインのバラードでした。私のなかで「バラード=ルービンシュタイン」のはじまりです。CDの音が飛んでしまうほど聴いたもので、一通りのテーマを終えたあと、静からまた新たに展開が始まっていく「演奏開始8分10秒」の瞬間には、タグをつけて聴いていたものです。
その後も20代から30代にかけて、発売されているバラードのCDはだいたい購入し、夜な夜なステレオの前で聴き比べをしながら楽しんでいました。それが、今は思い立ったらいつでもYouTubeで簡単に聴き比べができてしまう、なんとも贅沢な楽しみです。フランソワのちょっと尖った詩的な演奏、ポリーニの絶対的な安心感にも心惹かれますし、最近ですとシシキンの深い構成美、桑原詩織の壮大なスケール感にも圧倒されます。そのときの気分によって心地よいと思う演奏も変わっていくようです。
それでも、ルービンシュタインの、なんとも自然体で生命力がある演奏に、今回もまた戻ってきてしまいました。もし、10年後に同じように夜更かしして聴き比べをしたら、違ったことになるのかもしれませんが、それもそれで今から密かな楽しみにしています。
~春の大倉山からみる宮の森ジャンプ台


廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
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