Dr Makoto’s BLOG

ながく安心して治療を続けるために ~オンライン診療の選択肢

クリニック2026.09.06

9月に入り、日中は暖かい日が続いていますが、朝晩はだいぶ肌寒くなってきました。はやくも大雪山では木々の色が少しずつ色づいていました。
 
クリニックには札幌市内や近郊はもちろんのこと、道内各地から通院されている患者さんがおられます。薬剤での治療を受けている患者さん、リハビリテーションを受けている患者さん、定期的な画像などの検査を受けている患者さん…多くの方は1-3か月毎にクリニックへ定期受診をされています。
 
診察の基本は、クリニックの診察室で、体調の様子を伺ったり、身体の診察をすすめながら、アドバイスや治療をすすめていくことです。患者さんのなかには、遠方にお住まいだったり、通院にご家族などの介助が必要な方もおられます。大変な時間や費用をかけてクリニックへ通院されている姿に、頭が下がるばかりです。ながく安心して治療を続けることができるよう、クリニックでは、比較的体調が安定している患者さんを対象に、2017年からオンライン診療も行っています。
 
オンライン診療は、スマートフォンやパソコンを用いて、ビデオ電話で診療をおこなう方法です。当院ではCLINICSというオンライン診療システムを利用して、予約した時間にオンライン上での診療も行っています。ご自宅で診療を受けることができますので、遠方にお住まいの患者さんや、通院にご家族などの介助が必要な方には、オンライン診療を希望する方もおられます。スマートフォンやパソコンの操作に自信がない患者さんは、デバイスの操作が可能なご家族などの協力を受けている場合もあるようです。また、クリニックから薬局へ処方箋を発送し、薬局から配送されるお薬を、ご自宅で受け取ることができます。
 
当院のオンライン診療は、パーキンソン病や脊髄小脳変性症など、「特定医療費受給者証」をお持ちで、当院へ定期的な受診歴がある患者さんを対象としています。また、CLINICSアプリとクレジットカードの登録が可能な方となります。
 
オンライン診療はとくに次のような患者さんへ相性が良いようです
□仕事や家事で時間の調整が難しい方
□クリニックへの来院に時間と費用を要する方(地域は問いません、札幌市内にお住まいの方も可能)
□受診に付き添いを要する方
□冬期間の受診が難しい方(冬期間のみオンライン診療へ変更することも可能)
 
通常の健康保険診療扱いとなりますので、特定医療費(指定難病)制度を利用することが可能です。なお、情報通信機器運用費として3,000円(1回)を別途要しますことをご了承ください。
 
当院でオンライン診療を開始した2017年当時は、まだ導入する医療機関も少数でしたが、最近は非常に多くの医療機関で導入されるようになりました。ながく安心して治療を続けるために、オンライン診療もひとつの選択肢になるのではないでしょうか。ご不明な点がありましたら、お気軽に診察室でご相談ください。
 

~愛山渓・松仙園からみる旭岳・表大雪

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩

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