Dr Makoto’s BLOG

地道に続ける ~MGCと筋肉痛

クリニック2019.09.16

休日の朝からシビれました、マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)。
ちょっと早起きして散歩や朝食を済ませ、8時30分にテレビの前でスタンバイしました。

日本人がマラソン好きなのはDNAに組み込まれているからだ、と何かの本で読んだことがあります。どこまで本当かどうかはわかりませんが、妙に頷いてしまうところもあります。スタートからゴールまで2時間強かかるフルマラソン。小さいころは、父親がテレビのマラソン中継をジッと見続ける姿に、不思議で仕方なかったのですが、気付くと自分も社会人になってからマラソン中継をよく見るようになっていました。

今回のMGC一本で東京オリンピックの代表2選手が決定する。とてもわかりやすいレースで、参加資格を得た錚々たる選手たちが真剣勝負をすることで、俄然注目が集まりました。結果はご存知のとおりです。選手たちが長い時間をかけて地道にトレーニングを続けてきた晴れの舞台を見ては、上手くいった選手も上手くいかなかった選手もひっくるめて、いろんな表情に心揺さぶられるのが醍醐味かもしれません。

なんでもやってみることはまだ簡単かもしれませんが、続けていくことが実に難しいのではないかと、最近よく感じています。恐らくは、都合の良い、色んな理由をつけては続けることを断念することもあるように思います。

小説家で、ランナーでもある村上春樹のエッセイ「走ることについて語るときに僕の語ること」から。
「ああ、きつい、もう駄目だ」と思ったとして、「きつい」というのは避けようのない事実だが、「もう駄目」かとうかはあくまで本人の裁量に委ねられている。
継続することはリズムを断ち切らないこと、長期的な作業にとってはそれが重要で、いったんリズムが設定されてしまえば、あとはなんとでもなる。

健康な方も、病気をお持ちの方も、多くの人が地道に続けていくことの大変さを体感しているから、きっとマラソンを観ては重ね合わせているような気がします。

単純で感化されやすい私は、MGC終了後、いつもより長い時間を走りました。あいにく本日は身体のあちこちが痛くなっていますが、なんとも心地よい筋肉痛です。