Dr Makoto’s BLOG

当てもない散歩? ~ポケモンGOと健康維持

クリニック2023.10.23

日が暮れるのがだいぶ早くなってきて、日中の太陽がますます有り難く感じています。天気の良い今朝は、公園のラジオ体操にたくさんの方が参加していました。散歩がてら公園へ行って、周りの方とあいさつして、ラジオ体操をして、話しながら家に帰っていく光景は、みていてほっこりします。
 
ラジオ体操の散歩や犬の散歩のように、目的のある散歩はよいのですが、当てもなく歩く散歩ってけっこう難しいのではないでしょうか。先日の診察室では、ながく通院中のパーキンソン病患者さんが、最近ハマっていることを教えてくれました。ポケモンGOです。
 
彼女から私にスマートフォンを見せてくれると、ポケモンGOのアプリが入っています。「ポケモンGOをしていると、ポケモンを探しにとにかく歩くようになるんですよ」とニッコリ。私はポケモンGOで遊んだことはなかったのですが、数年前に世界中でヒットして、公園や道端の色んなところでスマートフォンをみながら歩いていた人の姿を覚えています。スマートフォンの位置情報を利用して、現実世界の色んなところに現れるポケモンを探すゲームです。
 
ポケモンGOで歩きながら、いつどこに出るかわからないポケモンを探しに、当てもない散歩?を楽しむ。ポケモンGOは健康維持はもちろん、子どもや孫との交流にも役立つようですよ。私もちょっとやってみようかな?と思い始めているところです。
 

~大雪山 沼の平からの当麻岳
 

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩