Dr Makoto’s BLOG

北海道の良いところ

旅行2025.06.09

札幌にもいよいよ本格的な夏日がやってきています。天気予報をチェックしていると、今週末から週明けにかけて快晴との予報が出ていました。週末が近づくにつれても快晴の予報は変わることなく、だんだん気分がソワソワしてきます。
 
札幌市内から車で40分くらいの、支笏湖畔にある恵庭岳。晴れの日は札幌市内からもくっきりと見える山で、そそり立つような山頂は、札幌近隣の山のなかでもちょっと異質です。1972年の札幌オリンピックでは、スキーの滑降競技が行われたとのこと。山頂から一気にスキーで滑っていったのでしょうか。もちろん今となって滑降コースはありませんが、飛行機から恵庭岳を眺めると、滑降コースだった部分が今でもうっすらと分かります。
 
恵庭岳は支笏湖畔のポロピナイから登っていくコースが一般的で、札幌から国道452号を走って支笏湖に着くとき、晴れの日にはポロピナイ付近に登山者の車がたくさん停まっています。このコースを歩いていき、恵庭岳8合目付近にある見晴台から眺める支笏湖も十分に綺麗なのですが、残念ながら恵庭岳頂上まで歩くことはできないのです。
 
最近になって恵庭岳に北尾根から登っていく新しいコースが出来たとのことで、いざ、今回の快晴日に歩いてみることにしました。支笏湖の反対側にある北尾根から歩いていくと、恵庭岳の北にあるオコタンペ湖や、遠くに羊蹄山を眺めることができます。6月の夏日らしく、ダケカンバの緑が爽やかで、シラネアオイも綺麗に咲いています。それでも、最初から支笏湖は見えないなかをずっと歩いていきます。
 
そして、頂上につくと、パッと視界が開けたかのように、支笏湖をグルっと眺めることができる絶景が待っていました。北海道の山で、ここまで一瞬で視界が開ける山もめずらしいのではないでしょうか。札幌から1時間弱でこれだけの景色を拝める支笏湖、北海道に住んでいてよかったと思える夏日でした。
 
 
 ～恵庭岳から眺める支笏湖
 

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩

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