Dr Makoto’s BLOG

クリニックのトレッドミルで ~HALで歩きやすく

クリニック2026.10.18

この週末はファイターズvsホークスのクライマックスシリーズを楽しみにしていましたが…残念ながら3連敗となり、金曜日で終了してしまいました。多くの患者さんが口を揃えて言っておられたこと、「ホークスが強すぎますね(涙)」。しばらく一喜一憂する日々はお休みです、来春までながい・ながいシーズンオフが始まりました。
 
クリニックのリハビリ室にあるトレッドミルでは、胴体を吊り上げるハーネスを着け、下半身に白い機械を装着しながら歩行練習する患者さんの姿があります。医療用のロボットスーツ「HAL」です。
 
HAL治療は歩行機能を改善させ、定期的に繰り返し実施することで、歩行機能の悪化進行を遅らせる効果があり、健康保険が適応されています。クリニックでもこれまで、保険適応10疾患すべての希望される患者さんへ、HAL治療を行ってきました。HAL治療の実際は、約1カ月にわたって合計9回(1クール)、下半身にロボットスーツを着用して歩行訓練を繰り返していきます。
 
現在、北海道でHAL治療を提供しているのはクリニックと本院(医療法人北祐会)のみとなっており、札幌市内のみならず全道から来られた患者さんが、HAL治療に励んでおられます。入院でのHAL治療を希望する場合は本院で、外来でのHAL治療を希望する場合はクリニックで対応しています。先日も、HAL治療を希望される筋萎縮性側索硬化症の患者さんがクリニックに来院され、これから始まる新しい治療に期待を寄せておられました。
 
これまでHAL治療を行ってきた患者さんを拝見すると、歩くスピードや歩幅が改善し、歩行距離が延びることはもちろんのこと、上半身ふくめた全身の姿勢が良くなっている患者さんが予想以上に多いことに驚いています。他院で通院中の患者さんが、クリニックでHAL治療を受けることも対応しています。お気軽にスタッフへご相談ください。
 
*医療用HALの10適応疾患
脊髄性筋萎縮症 球脊髄性筋萎縮症 筋萎縮性側索硬化症 筋ジストロフィー 封入体筋炎 先天性ミオパチー 遠位型ミオパチー シャルコーマリートゥース病 HTLV-Ⅰ関連脊髄症 遺伝性痙性対麻痺

~日高山脈・楽古岳のメナシュンベツ川と紅葉

 

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩

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