Dr Makoto’s BLOG

風呂の湯加減と年齢のカンケイ?

クリニック2023.01.29

寒い寒い日が続いていますね。
お正月明けに季節外れの暖かさあったことは、すっかり記憶から薄れてしまっています。今シーズンはコートについているフードカバーをすっぽり頭にかぶって歩くことが増えました。
 
そして、今シーズンはシャワーだけで済まさずに、湯船に浸かる日も増えています。温かいお湯につかると、芯から冷えた身体が温まっていきます。まさに至福の時間です。
 
さて、最近ひとつ気づいたことがあります。自分が熱いお湯の風呂を好むようになってきたということです。お風呂のお湯の温度を知らぬ間に熱くしていて、温泉に行っても熱いお湯の風呂を好んで入るようになったではありませんか。きっと、寒い冬のせいでしょう?
 
自分が子どものときの記憶で、「お爺ちゃん・お婆ちゃんが入ったあとの風呂は熱い」という思い込みを持っていました。どうやら、強ち誤ってはいないようで、歳を重ねると熱いお湯の風呂を好む方が増えるようです(くれぐれもヒートショックにはお気を付けて)。加齢によって皮膚の感覚が鈍くなっていき、だんだん熱いお湯を好むようになるのだとか。
 
ということで、熱いお湯の風呂を好む最近の私は、着実に皮膚の感覚が鈍くなってきているようです。寒い冬だから、だけではないようで、妙に納得です。
 
 
~スーパーの屋上駐車場からみえた札幌の山々(手稲山から神威岳まで)

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩