Dr Makoto’s BLOG

おかえりなさい

クリニック2025.04.28

ついにこの季節がきました。ゴールデンウィークを迎え、札幌の桜が綺麗に咲いています。
この時期の密かな楽しみが、ゆっくりジョギングしながら、市内あちこちの桜を観にいくことです。ソメイヨシノは七分咲き、エゾヤマザクラは見頃を迎えていました。なんとか天気が持ってほしいと願うばかりです。
 
クリニックはこの春に2名の女性スタッフが帰ってきました。
 
新卒から北祐会で活動し、2016年のクリニック開院当初からリハビリテーションの中心で活躍してきたスタッフ。彼女は理学療法士で活動しながら社会福祉士の資格を取得し、出産を経て、この春からソーシャルワーカーとして活動を始めています。これまでの神経難病診療の経験を活かして、これからはソーシャルワーカーの立場から患者さん・家族に関わって参ります。ソーシャルワーカーとして大切な「共感力」は健在で、ママになってさらに懐が深くなった印象です。
 
また、新卒から神経内科一筋で熱心に活動し、2018年からクリニックの看護で活躍してきたスタッフ。彼女はこの1年間日本を離れて生活し、帰国して2週後からクリニックで再び活動を始めています。懐の深いコミュニケーションが、海外生活を経てさらにスケールアップして帰ってきました。再びたくさんの患者さん・家族のケアに関わっていく彼女の姿を想像すると、今から期待でいっぱいです。
 
ありがたいことに、ふたりのスタッフの顔をみた患者さんから、「おかえりなさい!」と暖かい言葉をいただいているようです。神経内科では、患者さんやご家族とながく関わっていくことが多く、顔なじみのスタッフがいることは、ひとつの安心になると感じています。スタッフにとっても、患者さんと真摯に関わりたいという思いがあれば、人生のなかで色んな活躍の仕方があって良いと感じています。おかえりなさい!
 
 
~中島公園の桜2025
 

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩