Dr Makoto’s BLOG

秋の味覚でしっかり栄養を!

クリニック2025.08.31

札幌の朝晩はだいぶ涼しくなってきて、暑かった夏が終わりを迎えているようです。身体にとって快適な気温になりホッとしていますが、ちょっと寂しい気分になるのも、この時期ならではです。
 
この夏のクリニック・診察室では、「夏バテと食欲は大丈夫ですか?」という挨拶から診察を始めていました。夏バテ知らず、という患者さんもいる一方で、「夏バテで食欲が少し減ってしまいました」という患者さんもおられました。この夏の暑さですと致し方ないことかもしれません。この夏の過ごし方を伺うと、多くの患者さんは、「日中の暑い時間は自宅で過ごしていました」とのこと、散歩やウォーキングの時間帯を早朝へずらしていた方もいれば、外出そのものが減ってしまったという方も多かったようです。
 
ところで、「フレイル」という言葉をご存知でしょうか?加齢などによって身体的・精神的・社会的な活力が低下し、心身のストレスに脆弱になった状態を指す言葉です。一般的には加齢によって起きやすい状態と言われていますが、今年の全国的な猛暑を受けて、ニュースや新聞では「猛暑フレイル」なんて言葉も聞くようになりました。猛暑のために外出や活動が減ってしまい、食欲や栄養状態が低下してしまう…言い得て妙です。気が早いですが、これから寒くなっていく季節、北海道には「厳冬フレイル?」なんていう心配もちょっと過ぎっています。
 
暑い夏が終わろうとして、ひとまず猛暑フレイルの心配はしなくてもよさそうで、ホッとしているところです。本格的な寒さを迎える前の、これからの過ごしやすい時期に、なるべく身体を動かして、美味しい秋の味覚でしっかり栄養をつけていきたいものです。
 
 
~北アルプス・キレット小屋と鹿島槍ヶ岳

廣谷 真

廣谷 真Makoto Hirotani

札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長

【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。

【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩