クリニック2025.05.26
日頃の通勤で利用している地下鉄。小さな子供から年配の方まで、色んな世代の方が乗っています。そんななかで、ちょっとした変化に気付くと、乗っていても飽きないものです。
平日は自宅と職場を中心に生活していると、家族や患者さん、スタッフなど、自分がよく接する人は限られてきます。そんななかで、10分強ではありますが、地下鉄での移動中は色々な方を目にすることができます。
向かいの席に座っている女子学生は、片手でスマホを持って、親指を滑らせるようにしてメッセージを入力しています。どうやら「フリック入力」というようです。淀みなく、慣れた手つきで操作する姿が、なんともスマートで、感激すらします。私はスマホでメッセージを入力するとき、フリック入力は試したことすらなく、スマホ画面を指で何度も叩きながら「エイっ!」と入力しています。
さて、少し遠くの席に座っている年配の男性の手元に目をやると、やはりスマホ画面を指で何度も叩きながら入力しています。見慣れた風景で、ちょっと安心します。
どうやら、世代によってフリック入力を「する層」と「しない層」というのがあるのでは?思い、ちょっと観察してみることにしました。私と同世代の方の手元を拝見すると、フリック入力をしている方はやや少なめ、若い方ほどフリック入力をしている人が多いように見えます。さらに、男性よりも女性のほうがフリック入力をしている方が多いように感じます。あくまでも私の個人的な、とある日の通勤往復・20分強の観察結果ですので、本当かどうかは分かりません…。
まぁ、どうでもよいことかもしれませんが…色んな方がいるものだと、ちょっとした変化に気付くと、通勤時間はあっという間に過ぎていくのです。
~恵庭岳からみる支笏湖
廣谷 真Makoto Hirotani
札幌パーキンソンMS
神経内科クリニック 院長
【専門分野】神経内科全般とくに多発性硬化症などの免疫性神経疾患、末梢神経疾患
眼瞼けいれん・顔面けいれん・四肢の痙縮に対するボトックス注射も行います。
【趣味・特技】オーケストラ演奏、ジョギング、スポーツ観戦、犬の散歩
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